2019.08.05(最終更新)

国内よりもむしろ楽?バリ島挙式・結婚式の段取りまとめ


「海外で結婚式を挙げるなんて大変そう」と思う人も多いようですが、意外にも海外挙式の段取りはとてもシンプル。移動の手間はかかりますが、結婚式自体の段取りは国内よりもむしろ楽かもしれません。具体的にどのように準備を進めるのか。バリ島挙式・結婚式の段取りについてまとめました。

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バリ島挙式・結婚式の段取りは大きく分けて4ステップ

バリ島挙式・結婚式の段取りは大きく分けて次の4ステップです。

  • 1.パスポートを手配する
  • 2.日程・式場を決める
  • 3.ゲストを決める
  • 4.当日のことを決める
  • 5.挙式後のことも忘れずに
  • 6.日本に帰国したら……? お礼状とともに写真を送付しましょう

「あれ? まとめてみるとこれだけ?」という感じがしませんか? しかも一つひとつのステップがとてもシンプルなので手間もかかりません。これで新婚旅行も兼ねられるのですから嬉しいですね。ではそれぞれのステップについて詳しく見てみましょう。

1.パスポートを手配する

いくら飛行時間が短いとは言え、バリは立派な海外です。「バリで挙式しよう!」そう決めたら吉日、パスポートを持っていない方は、なるべく早くパスポートを入手しましょう。まずはそれから。なぜなら、日本でバリ行きの航空券やホテルを予約するにも、パスポートが必要となるからです。しかも、パスポートセンターが混んでいる時期なら、入手まで数週間かかることも……。パスポートに掲載する写真はパスポートセンターで撮ることもできますが、5年、10年とともにするパスポートなのだから納得がいく写真を掲載したいもの。最近では入国審査も厳しくなっていて指紋認証はもちろん、顔認証も厳しくなっていますので、できるだけ新しめの写真の方がスムースに出国できますよ。

2.日程・式場を決める

まずは日程と式場を決めます。バリ島ウェディングでは新婚旅行を兼ねるので、行ってみたい地域や泊まってみたいホテルなどを中心に式場を選ぶといいでしょう。

バリ島の乾季はだいたい4月~9月、雨季は11月~3月。海外ウェディングには晴れで、爽やかな日が続く乾季が向いています。ベストシーズンなので、ゴールデンウィーク、お盆や大型連休など、日程によっては旅行代金がやや高くなりますが、参列者が多く集まりやすい上に、気候の上では過ごしやすいです。

一方、雨季は、日本の梅雨のように一日中雨が降っていると言いう訳ではなく、一日に何度かスコールが降りますが、スコールに洗い流された後の青空の美しさ、またこの時期のサンセットは絶品!と言われています。南国ならではのフルーツも熟して、美味しい時期であったり、 また旅行代金が安くなるのも魅力のひとつです。

家族や友人をゲストとして招くならば、日本の休暇とも合わせやすく、挙式前後のスケジュールが固定しやすい乾季を。「雨が降ったらスパやクッキングやショッピングなど室内アクティビティを楽しもう」と言うように、フレキシブルに動けるならばスケジュールが変更なりやすくとも雨季を選ぶとコストが安く抑えられます。

※関連記事:バリ島挙式・結婚式にかかる費用の内訳と目安

挙式までの日程はどれ位必要?

2018年度のアヤナウェディングで挙式をした方のお申込み時期を見てみると、一番多いのが、4~6か月前となっています。
1年以内に挙式を決めたカップルが全体の7割。それだけ、簡単に準備ができると言うのも海外挙式の大きなメリットです。
ただ、ドレスをこだわりたい、多くの参列者に来て貰いたいと言う事であれば、なるべく早めに決めるのがお勧めです。

  • 1. 4~6か月前 36%
  • 2. 6~8か月前 20%
  • 3. 2~4か月前 16%

日程・式場を決めたら予約・手配する会社を決定

日程・式場を決めたら、旅行会社やウェディングプロデュース会社などに手配を依頼します。基本的にひとつの式場に対して複数の会社が手配を行っているので、どの会社に依頼するかを決めなければなりません。ドレスとプロデュースを一手に引き受けているウェディングプロデュース会社。ウェディングのプランニングだけでなく、ハネムーンのアレンジも臨機応変に対応できる旅行会社。自分たちの理想の結婚式やハネムーンによって、選ぶ会社も異なります。良い会社に巡り合えれば、この後の段取りも安心して任せることができます。また、アヤナウェディングのように日本に窓口がある場合は、直接式場に連絡するのもありです。

海外旅行の準備に要注意

忘れがちなのがパスポートや海外旅行保険です。パスポートはあるけれど、期限切れだったということのないよう注意してください。インドネシアへの渡航にはパスポートの残存期間6か月以上が必須となります。海外旅行保険は空港でも簡単に購入できます。クレジットカードの保険を利用することもできますが、飛行機や滞在ホテルの支払いをカードで行っていることが条件になっている場合が多いので、事前にチェックしておきましょう。バリ島では2015年6月12日から、観光目的で30日以内の滞在ならばビザは不要になりました。

3.ゲストを決める

日程・式場を決めたらゲストを決めましょう。バリ島ウェディングの場合、両家族・友人含めて10~15人前後のゲストが一般的です。国内挙式の場合は70人前後なので連絡だけでも一苦労。招待状の発送や席次など悩みはつきません。一方、バリ島ウェディングはゲストを決めたら、少人数なので電話やメールなどで直接連絡を取ります。来てもらえることが決まったら、当日の式次第や滞在中のスケジュールを書いた「旅のしおり」のような招待状を送りましょう。人数が多い場合でも、ウェブ招待状や旅行については予約元に相談したり、旅行会社を紹介したりすれば、負担は殆ど変わりません。旅費はゲストに負担してもらう場合が多いようです。アヤナでは8割のお客様がゲストを招待されていますが、2割の方は2人で挙式をされています。

※関連記事:
バリ島挙式・結婚式に親族や友人を招待するときの費用負担の常識
バリ島のウェディング・挙式・結婚式をするときの招待状の書き方とマナー

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4.当日のことを決める

日程と式場、ゲストについてと大枠を決めたら、当日のことについて考えましょう。どんな結婚式にしたいかという希望にもよりますが、最低限これだけは決めておくと安心です。

  • ・新郎・新婦の衣装・ウェディングドレス
  • ・フラワーシャワーなどの演出やヘアメイク・写真ツアーなどのオプション
  • ・披露パーティーの演出
  • ・食事会(二次会)の場所

挙式や披露パーティーの演出も、たくさんのゲストを招くわけでないので大仰な演出は必要ありません。家族のお食事会という雰囲気なので、アットホームに楽しめるものがいいですね。手配会社はたくさんのノウハウを持っているので、相談してみるのもいいでしょう。記念になる写真についてはどんなところでどんな写真を撮りたいというイメージを伝えると満足のいく仕上がりになりますよ。

また、バリには数多くの飲食店が存在しますが、二次会の場所となると考えもの。

一生に一度の挙式だし、参列してくれる方々もそのつもりでいらしてくれているのだから、かしこまった席の後ではざっくばらんに語り合える場所を用意しておくことも大事でしょう。アヤナウェディングのように、華々しく挙式した場合は、いらしてくれたゲストに「バリらしいバリ」を目と舌で味わえる場所を案内してあげるのもおもてなしのひとつかもしれません。オススメは、バリならではの料理が食べられる飲食店。日本で食べるバリ料理とは一味も二味も違うため、強く印象に残るはずです。

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5.挙式後のことも忘れずに

挙式後もバリで思い切り楽しむためにしておきたいことを紹介します。

自分たちならではの「バリマップ」をつくっておく

新婚旅行と同じように、バリ島での観光プランを決めます。日本人観光客が多いバリ島では日本語の観光ツアーなどもあるので利用してみるのもいいでしょう。特に高齢のご家族と一緒に回るときには安心です。挙式の費用を抑えられた分、飛行機をアップグレードするという人も多いようです。飛行機会社によりますが、オプションで食事内容を変更したり、シャンパンをオーダーしたりすることもできます。日ごろ乗らないようなゴージャスな飛行機で移動すれば、それだけで気分が高揚しますね。

また、事前にプランナーと相談して、自分たちならではのバリオススメMAPを作っておくこともオススメです。
ガイドマップを見ても情報はありすぎるし、どこのスパがいいのか、お土産には何がいいのか、飲食店はどこに行けばいいのか、限られた時間の中では当然回ることができません。

新郎新婦のオススメの場所を事前に知らせておけば、ゲストたちも安心して利用できますよね! 
その際、結構重要なのが、スーパーの場所。ゲストがホテルの方にスーパーの場所を聞くことはよくあることですが、その場所を事前に花嫁・花婿たちの情報により把握できていたら、これほど便利なことはありません。主要な観光地への所要時間や滞在時間、入場料なども記しておけばよりゲストにとって充実した時間になることでしょう。

6.日本に帰国したら……? お礼状とともに写真を送付しましょう

SNSが普及している今、写真ならSNSに載せてしまえば必要ないかも、と思いがち。

だけど、ちゃんとプリントした写真は記憶に残るものです。挙式の場合、主役のふたりの写真ばかりでゲストの写真は撮影していない、ということもアルアル。できることなら現地のカメラマンを手配して挙式全体の写真を撮っておき、後日ゲストたちにお礼状とともに挙式の写真を送付することもサプライズ。

年配の方向けには、「写るんです」のような簡易インスタントカメラごと送ることでも良いでしょう。カメラごと送れば印刷代の節約にもなります! 
カメラマンを手配しない場合でも、自由に撮影できる使い捨てカメラを各テーブルに配置して、各々撮影してもらうのも後々良い思い出になりますよ。

また、ゲストに撮影してもらった写真は、概して撮られることを意識していないため新郎新婦も自然な表情で写ることが多いもの。バリという非日常の中リラックスしているふたりの晴れ姿は、「結婚しました」をお知らせする葉書に使用する写真にも最適です。

まとめ

いかがでしたか? 想像していたよりも簡単なのではないでしょうか。実際には手配先が大枠のスケジュールを組んでくれるので、もっと楽にバリ島ウェディングを行うことができます。一生の想い出に残る結婚式。少しの手間を惜しんで諦めてしまってはもったいないですよね。最高の結婚式になるよう、憧れのバリ島ウェディングにチャレンジしてみませんか?

最終更新日:2019.08.05

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