海外でリゾートウェディングを叶えたい場合、まず考えなければならないのがエリアでしょう。しかし、「あっちも魅力的だけど、こっちも魅力的だしどうしよう!」となりがちです。
そこで今回は、バリ島とハワイ、グアム、オーストラリア、タヒチを比較し、海外挙式の違いを解説させていただきます。挙式のことだけでなく、ハネムーンのことまで視野に入れて考えると、決めやすくなりますよ!
バリ島とハワイの違いは費用とハネムーンに注目!
バリ島もハワイも、日本から直行便がたくさん出ているため、行きやすさが抜群です。渡航時間もバリ島・デンパサールまではおよそ7~8時間、ハワイ・ホノルルまでは6~7時間とあまり差もありません。ただ、島全体の雰囲気、また、中心部の雰囲気がかなり異なります。
ハワイは昔から観光客が多いところなので、お買い物スポットやレジャー施設がたくさんあり、長く滞在しても飽きることがありません。また、日本語だけでも生きていけるほど、日本人向けのエリアです。ただ、渡航費用や滞在費用は、バリ島より高くつくと考えてよいでしょう。
一方、バリ島には手つかずの自然が残っており、ゆったりのんびりとした神秘的な風景が魅力的な国となっています。また、レジャー施設やお買い物スポットへのお出かけが少ないぶん、全体的に費用も安く済みます。
バリ島とハワイで悩むなら、上記を参考に、ハネムーンでどんな楽しみ方をしたいかを考えてみましょう。
バリ島とグアムの違いは気軽さと開放感
バリ島とグアムを比較した場合、どちらも南国の自然を満喫することができるうえ、全体的に娯楽施設も少なく、かなり落ち着いた雰囲気となっています。しかし、渡航時間で比較した場合、グアムに軍配が上がります。成田から3時間半と、バリの半分程度の時間で到着してしまうグアムは、お手軽な海外旅行先として人気です。
また、グアムの場合は、日本人観光客が多く、ハワイよりも日本語が通じるといわれるほど日本人に馴染みのあるエリアです。また、飛行時間が短いので高齢者も安心ですし、どうしても招待したい友人がいるときなども声をかけやすくなっています。ハネムーンよりは、家族や友人のみんなとワイワイ旅行を楽しみたいというカップルにはグアムがいいでしょう。
一方、野性的なバリ島の開放感は、カップル二人だけで愛をささやきながら濃密に過ごすのに適しています。参列者が帰った後、二人の時間を大事にしたいカップル向けとなっています。
バリ島とオーストラリアの違いは挙式シーズンとスタイル
オーストラリアへ渡航する際のメリットといえば?と質問すると、「時差が少ないこと!」と答える人が多いのではないでしょうか。確かに時差が少ないのは体調的にも嬉しいですし、帰国してからの生活のことも考えると大きなメリットですよね。しかしこれは、オーストラリアだけのメリットではありません。バリ島と日本の時差も、実は1時間程度しかないのです。
オーストラリアの大きな魅力は、日本とは季節が真逆であるということです。バリ島では雨季となる11月から3月までの間はウエディングを行うには厳しい期間ですが、オーストラリアならベストシーズンになります。つまり、自然あふれる海外で挙式をしたいと考えたとき、バリ島とオーストラリアを候補にすれば、挙式の時期を自由に選ぶことができるのです。
また、景観にも大きな違いがあります。バリ島は南国の神秘的な雰囲気が魅力となっており、オーストラリアは大自然の壮大さが魅力となっていています。これは、比べようもありませんし、どちらへ行ってもよい想い出づくりができると思います。
挙式スタイルについても、やはり違いが有ります。バリ島ならチャペル式はもちろん、トロピカルな花嫁を演出することも可能です。一方、オーストラリアでは伝統的なヨーロピアンスタイルの教会、重厚なチャペルウェディングを味わうことができます。挙式シーズンとカップルの好みによって、どちらのスタイルが良いか決めるようにしましょう。
バリ島とタヒチの違いは飛行時間と独自の魅力
バリ島とタヒチを比較する際に、まず気になるのが渡航時間です。バリ島への渡航は6~7時間ですが、タヒチへの渡航はおよそ11~12時間と、かなりの長時間飛行になります。ですので、タヒチでリゾートウエディングをする場合、身体への負担や日程のことを考えると、高齢や持病のある親類を連れていくには向かないかもしれません。
ただ、タヒチの海は、「地球の宝石」と呼ばれるほど透明度が高いことで有名です。これほどの遠さにもかかわらず人気のウェディングスポットになっている最大の理由といってもいいでしょう。南国のゆったりした自然が楽しめるのは、バリ島もタヒチも変わりませんが、世界でも有数である海の美しさを目に焼き付けたい、そんな美しい海で存分に遊びたいという方にはタヒチがいいかもしれません。
一方で、バリ島はリピーターの多さで有名です。バリ独自の文化や人々の気質に、日本にはない魅力を感じる人が続出しています。異国情緒をふんだんに味わいたい、文化を深く感じたいという人には特に、バリ島をおすすめさせていただきます。