バリ島の有名寺院について一般の方の声を集めて紹介します。
クヘン寺院
クヘン寺院はウブド地区からカーチャターで1時間程の風光明媚な立地にあります。仏教文化に興味を持つ人にお勧めの見どころは、中国陶器の埋め込まれた壁にバンリ王朝時代国交を見ることができます。ヒンドウー三大神が祀られた仏塔が注目すべきところですが、メルや樹齢木も見所です。寺院へ入場する際は、短パンは禁止、スカートを巻きつけて敬意を表します。宿泊ホテルによっては用意されていますが、現地で貸し出し料を支払えばサロンを貸して貰えます。国宝と評された寺院のため旅行会社の団体客以外の姿を見ることは稀です。そのためかなりの穴場です。観光地の中心から遠方にあるため、時間をとって随所見逃すところのないように隅々まで見学するとよいでしょう。
ウルン・ダヌ・ブラタン寺院
インドネシアの紙幣50,000ルピアに描かれているのが寺院「ウルン・ダヌ・ブラタン寺院（Pura Ulun Danu Bratan）」です。標高約1,500mの位置にあるブラタン湖はとても涼しく避暑地としても有名です。このブラタン湖の湖畔に建てられているのが「ウルン・ダヌ・ブラタン寺院」です。寺院本体は陸側にあるのですが、１１層のメルが湖に突き出ており、その景観がとても幻想的で素晴らしく人気があるのです。しかし訪れた時は乾季で、湖の水位が下がり、湖に浮かぶようなメルを見ることはできませんでした。しかし、メルの周辺まで下りることができ、メルを間近で見ることができました。訪れるならば雨季が良いのではないかと思いました。避暑地という条件とこの景観が人気で、修学旅行の訪問地ともなっており、大勢の人が見学に訪れていました。
タマン・アユン寺院
ウブドから車で約３０分西側に向かいますと、バリ島で最も美しい、と言われている「タマン・アユン寺院」があります。バリ島で２番目に大きい寺院であり、世界遺産にも登録されています。そのせいか、外国人の観光客が大勢訪れており、トレイも、他のところに比べると若干きれいな様子で安心です。奥の院はヒンズー教徒でないと入ることができず、寺院の周りを散策するようになっています。外から見るだけというのは物足りなくも感じますが、外からもメルや石像をよく見ることができ、たくさんのメルが美しく、ヒンズー教の寺院らしさを感じることができます。ブサキ寺院に比べると観光地っぽいような感じもありますが、やはりメルや全体のバランスがよく、美しいといわれるのもわかるような気がしました。
ウルワツ寺院
ウルワツ寺院はバリ島南部にあり、ジンバランからは車で20-30分ほどかかりますがバリ島に来たら是非一度は訪れたい超有名スポットです。ここは、断崖絶壁の上に立っている寺院で、夕暮れ時に夕日を背景にすると非常に神秘的な景色を見ることができます。また、寺院の下の岩場ではお布施をすると清めをしてもらうことができます。更に、ウルワツ寺院では寺院を背景にケチャ・ダンスの公演が行われており、観光客に非常に人気で、円形の観客席は満席になります。ケチャ・ダンスはバリの伝統舞踊で、男達がトランス状態に陥る様子などは圧巻です。観客にも分かりやすいようなストーリー展開の早いのが特徴的です。ウルワツ寺院はバリの歴史と文化を存分に楽しめる場所です。
