2019.02.26(最終更新)

バリ島vs国内 リゾートウェディング・挙式・結婚式の徹底比較


これまでリゾートウェディングといえば海外でしたが、最近では国内のリゾート地を選ぶ人も増えてきました。沖縄、軽井沢、北海道など、都心部では味わえない自然豊かな美しいロケーションが人気の秘密。そんな国内リゾートウェディングとバリ島ウェディングを徹底比較してみました。

ロケーション

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バリ島は「神秘の島」とも呼ばれ、澄んだ青い空、輝く海、緑生い茂る山など自然が美しく、伝統文化の息づく街並みは異国情緒たっぷりです。一方、国内も負けてはいません。古くは琉球王国として栄えた沖縄には昔ながらの伝統と島ならではの穏やかな風景が残っていますし、豊かな森林に囲まれた軽井沢は清らかな空気に満ちてリフレッシュできること間違いなしです。ロケーションに関しては言えば、どれも素晴らしく、あとは新郎・新婦の好み、招待客の足の良さによるというところでしょう。

式場

式場の数に関しては、バリ島も国内リゾート地もそれほど差はないようです。しかし、日本はバリ島に比べて人口密度が高いため、教会が道路脇に建てられているなど、希望のロケーションにないこともあります。国内リゾート地の場合は下見ツアーがあるところも多いので利用してみてもよいかもしれません。一方、バリ島は豊かな自然の中に建つ式場がほとんど。1日1組限定プランなど、時間枠がゆったりととられているので、時間を気にせず贅沢に利用できるのがバリ島ウェディングのよいところです。

費用

渡航費も含めて、バリ島、国内リゾートウェディングともに100万円前後で式を挙げる人が多いようです。「国内なのに安くならないの?」と思われるかもしれませんが、バリ島の物価は日本の5~8分の1程度。渡航費は1人15万円程度と国内移動よりも高くなりますが、現地での滞在費や挙式費用が安くて済むため、オプションなどをつけてもこのような値段になるのです。特にお花代に関して比較した場合は、バリ島挙式がお勧めです。選択肢は国内リゾートほどこだわることはできませんが、生花を贅沢にふんだんにつかった挙式が叶います。国内リゾートウェディングは比較的質素に行ってこのお値段。ゴージャスなリゾートウェディングを希望しているならば、バリ島ウェディングの方が希望に添えるかもしれません。

ゲスト

遠隔地で行うリゾートウェディングは、ゲストを呼びにくく参列者の人数は少なくなりがちです。しかし「本当に祝ってほしい人だけを呼べる」と、ゲストが少ないことをメリットと捉える人もいます。両家の親族が長く一緒にいられるので、親しくなるきっかけにもなるのだとか。国内リゾート地よりも距離の遠いバリ島はさらにゲストが参加しにくくなりますが、非日常感に溢れているため、ゲストをもてなすにはよいかもしれません。

移動と言語

国内リゾート地は移動距離が短く、時差もありません。また当然ですが日本語が通じるので、言葉が通じないストレスは皆無。一方、バリ島ウェディングは飛行機で約7時間。少し遠くはなりますが、時差は1時間なので、他の海外リゾート地にくらべて負担がありません。公用語はインドネシア語ですが、世界各国から観光客が訪れるため、リゾート地では英語や日本語も通じる所が多いです。英語が苦手な人は若干のストレスを感じる事もあるかもしれませんが、言葉が通じない方が日常生活との切り替えができるので、「むしろそれがいい」という人もいます。ゲストの年齢層なども考慮して、挙式地を選ぶといいでしょう。

観光

国内、バリ島ともにリゾート地なのでたっぷりと観光を楽しめます。国内リゾートウェディングの場合、結婚後も思い出の地として記念日などに挙式地を訪れる人も多いようです。バリ島ウェディングの場合は、国内ほど気軽には訪れることができませんが、その分、特別感はアップ。結婚10年、20年と節目に訪れることで、結婚式の日を思い出すこともできるでしょう。

打ち合わせ

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打ち合わせは、国内の方が便利な印象を受けますが、申込先や住んでいる場所によっては、全く変わりません。電話やメールでのやり取りにがメインになるため、バリ島ウェディングと国内リゾートウェディングともにさほど変わらないようです。

国内で挙式する場合は、その打ち合わせのために数度式場に足を運ぶ必要があり、そこにもし親が絡んでくるのなら、親も一緒に打ち合わせすることになります。
当日の料理や引き出物も親と一緒に選ぶことも……。そのようなしがらみがない点では海外挙式はオススメです。

ただ、いくら海外での挙式が打ち合わせをメールなどで済ませられるとしても、最近の傾向として「ブライズメイド」といって、少人数の挙式であるのに新婦側の友人が3~5人、挙式に立ち会うことも。そのドレスについても事前に打ち合わせをしなくてはいけないし、レンタルでドレスも借りなくてはいけない、各々のサイズ合わせや進行のどのタイミングで登場するべきか……海外で挙式するとしても、事前の打ち合わせ項目は果てしないものです。

今や総インスタ時代でもあるので、ブライズメイドのドレスを下手に節約して安っぽいドレスにしたら、後々周囲から失笑されることにもなりかねません。

結論から言うと、自分たちの挙げたいスタイルによって、現地の方との打ち合わせよりも参列してくれるスタッフとの日本での打ち合わせが多くなりがちなのが海外挙式のデメリットかもしれません。海外挙式を希望する場合で比較的打ち合わせを省略したいのなら、最小限の人数で執り行うことにしましょう。

まとめ

バリ島ウェディングも国内リゾートウェディングも、どちらにも良いところがあり、不便なところがあります。結婚式は一生の思い出。後悔のないよう、よく検討してどちらがいいか選んでみてくださいね。

最終更新日:2019.02.26

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